ホクロのある女性のイラストです。

ホクロとは

ホクロとはメラノサイトといわれるメラニン色素を多く含んだ細胞が、皮膚の一部分に集まってできたものです。
いわゆる母斑の一種で「色素性母斑」または「母斑細胞性母斑」と言われる良性腫瘍になります。
身体に悪影響を与えるものではありませんんが、審美的に気になって除去を希望される方が多くいらっしゃいます。

また、悪性黒色腫(メラノーマ)と言われるメラノサイトからできる悪性腫瘍の初期の状態は、良性のホクロに似ているため、注意が必要です。足の裏に出来たものは、特に注意が必要です。
当院では必要に応じて組織を検査に出して確認します。

ホクロ・いぼの治療方法

電気分解法

3mm未満のホクロは、電気分解法で行います。出っ張っているタイプのホクロの治療も可能です。
モノポーラという電気メスの一種で、フリーハンドで医師の目視下で行う施術なので、レーザーよりも細かい調整が可能です。
しかしその分、医師の技術による差が大きく出る治療方法でもあります。

切縫法

3mm以上のホクロは切開して、くりぬいて、縫い付けるという方法になります。
「切開して」というと大げさに聞こえますが、局所麻酔で短時間で行える手術になります。
もちろん、電気分解法以上に医師の技量による差が大きく出る治療方法です。
縫合するので、5日から7日後に抜糸が必要となります。

※当院では現在行っておりません

術後の可能性

・術後の赤み、色素沈着、陥没、肥厚性瘢痕、ケロイド、腫瘍残存、再発、複数回の治療
術後痕の陥没・隆起

術後経過

・治療直後はホクロのあった部分が少し削れて凹んだようになります。
・術後2週間は湿潤を保つためにテープが必要です。
・術後1〜2 週間程度で新しい皮膚が再生し傷が盛り上がってきます。
・術後1〜3ヵ月間 (長い場合は半年)、赤みがでます。
・術後3〜6 ヵ月間で傷跡が徐々に目立ちにくくなります。
・治療後のケアが非常に大切です。2週間のテープ保護を徹底してください。
外出時はもちろん、室内でも日差しが強い場所では出来る限り日焼け止めをお使いください。
・同じ部位への二回目以降の処置は赤みが引いてから、3カ月以降より可能です。
・治療効果・治療後経過には個人差があります。
・治療部位の異常・不明な点が生じた場合は、当院へ連絡後速やかに来院してください。

洗顔・メイク
・患部へのメイクはテープが貼っているうちは控えてください。(テープの上からであれば
可能)
・入浴、洗顔は施術当日から可能ですが、恵部にテープを貼った状態で行って下さい。

 

ホクロ除去の費用

 

大きさ 一個の費用 施術方法
1mm未満 ¥3,960(税込み) 電気分解法
2mm未満 ¥4,950(税込み)
3mm未満 ¥5,940(税込み)
取り放題プラン
3mm未満
5つまで取り放題
¥19,800(税込み) 電気分解法
3mm未満
10個まで取り放題
¥35,000税込み)

 

診察料      ¥2,750  (当日治療をおこなった場合は無料)

麻酔       ¥1,100  (お痛みが強いため出来る限りお勧めいたします)

テープ      ¥ 600

ゲンタシン軟膏  ¥ 900